2004.06.9.掲載
ホットライン6月議会報告
6月4日(金)の一般質問は「小・中一貫教育校」をとりあげました。
4か所の意見交換会に参加しましたが、小・中一貫の教育に賛成の意見はほとんど聞かれませんでした。父母・市民のみなさんから出された、疑問や意見、要望などを参考に質問しました。質問項目と、教育長の答弁を紹介します。
ご意見、ご要望などありましたらお聞かせください。メールはこちらから>
質問項目
 1) 意見交換会から教育長が学んだものは?
 2) スケジュールにこだわらず、丁寧な対応を
 3) 小学校から中学校への段差はむしろ、中学校の中にあるのでは?
中学校の改善と30人学級の早期実現を
 4) 6年生の中学校への移行はないと考えてよいか?
 5) 父母と担任、現場の教師との話し合いの場を
 6) 平成17年度実施は白紙に
教育長の答弁
 1) 307名の方が参加した意見交換会では、大きな市民の声を聞いた。さまざまなご意見、提案をいただいた。
 2) スケジュールは大よその目途を示したもの、「秋ごろまで」にはこだわらない。
スケジュールについては、おそらく遅れることになる。
丁寧なしっかりした対応をし、より良い方針をつくっていきたい。
出された意見・要望を教育委員会で整理・分析し、まず基本方針の素案を作成していきたい。
素案は市民の意見を反映したものをつくることになっている。
よいものを示して、説明会、意見交換会を持って、改めて意見を聞く
 3) 中学校の改善については、その状況にあると認識している。それは小・中一貫の中で触れている。30人学級はやらない
 4) 小6の中学校舎への移行について、H17年度は困難である。
小・中の教員の交流、連携による授業を含めて、中学校舎で学習することで効果がある場合、「一定期間通学」するなど対応していきたい。
 5) 直接子どもの教育にたずさわる先生と保護者との話し合いは、本音で語り合う場は必要である。
子どもの姿を通しての意見交換は、連携の基本となる。
 6) 保護者・市民・教師・地域の賛同が得られなければ開校できないし、実施は困難であると考える。
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