2005.7.30.掲載

「早朝の交通量調査から十余年 安全な街づくりがさらに広がります」
三鷹市では、この秋から駅前エリアの下連雀三丁目と同四丁目をコミニュテイゾーンにならった「あんしん歩行エリア」として整備を行うことになりました。
これにより三鷹駅南側の四つの丁目が歩行者にやさしいエリアとなる予定です。
「車優先ではなく、人にやさしい街づくり」は私が1995年に市議会議員になった当初からの公約です。1993年当時、住んでいる住宅内で交通事故が起きたことをきっかけに、「通過車輌を減らして交通事故が起きないようにして欲しい」との声が寄せられました。「まずは実態調査をしなければ・・」と思い、早朝6時から10時まで進入車輌の調査を行いました。そしてこの調査結果を元に、地元の方とともに三鷹市に通過車輌の抑制を要請したり、市議会議員になってからは、議会でこの問題を取り上げました。 このような行動が、全国で3ヶ所のモデル地区としての指定を受けた上連雀2丁目から同5丁目のコミニュテイゾーンにつながりました。(整備完成は1998年)。 バンプといわれる道路の段差による振動の問題が残されていますが、指定されたエリアでは通過車両が減り交通事故も減りました。
 (1998年の9月議会での質問で、交通事故などが減ったことが報告されました。・・[A]
 防犯対策などとあわ併せ、通過交通の規制の徹底や、急増している自転車事故への対策など、安全な街づくりにこれからも力尽くしていきます。

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[A]
「コミュニティ・ゾーンの整備事業につきましては、ゾーンの中の事故が56%減少しておりまして、人身事故につきましては、41人から14人と約3分の1に減少してまいりました。予想以上の成果をおさめてきております。
 この事業につきましては、これまで市民の方にはなじみのない道路構造、そういう構造物を採用いたしましたので、実施時から十分に住民の皆さんと話し合いを重ねてきたという経過がございます。コミュニティ・ゾーン整備事業完成後の皆さんとの話につきまして、先ほどいつやるのかというご質問がございましたが、ことしの11月ごろを予定してございます。
 これまで寄せられました意見、ご要望等につきましては、説明をし、ご理解を得てまいりましたし、さらにハンプやシケインにつきましても、一部改良してきております。いずれにいたしましても、この事業は住民の皆さんの協力のもとにつくり上げてきたという事業でございますので、今後もご心配のないように進めていきたいというふうに考えております。
 なお、具体的なご質問がありました、整備前と整備後の車両のポイントにおける状況はどうかということでございますが、整備前の平成7年6月と整備後の平成10年2月の朝7時から9時の2時間の調査によりますと、まず1つは塚交差点でございますが、 512台から 216台へ57.8%減少しております。それから、中央病院の横でございますが、 345台から 209台、39.4%の減というふうになっております。それからもう1点、セブン−イレブンの横でございますけれども、 116台が54台ということで53.4%の減というふうに、それぞれ減少しております。/環境部長・佐々木氏の答弁」)

三鷹市HPでのこの情報のアドレスは
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a002/p033/g03/d03300024.html
です。
「コミニュテイゾーン」の概要(計画図)は  
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a014/p027/t02700059.html

▼1994年&2002年の交通量調査(私森徹自身が行った)のデータは
森 徹

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