2004.08.11.掲載 (追加掲載:2004.09.20) 「59回目のヒロシマ・ナガサキ」に イラクへの自衛隊派兵や憲法改悪の動きに、平和を守ることの大切さと難しさを痛感するこのごろですが、8月6日と9日は日本人として、また、日本と世界の平和を希求するものにとって特別の日であると思います。 私の父が、戦争に反対する共産党への協力者として特高警察に追われていた頃、日本中は時の政府のうその戦争報道に踊らされていました。 そして、そんな日本に、戦争終結とは別のアメリカの勝手な言い分で落とされた原子爆弾。 22万人余の命が一瞬にして奪われ、街は焦土と化しました。 ヒロシマナガサキの惨禍を繰り返させないとの強い思いが現行憲法には込められています。 最後まで戦争に反対した父や日本共産党の先輩達のこころざしを受け継ぎ、平和な世界を築くために今後も声を出し、行動していきたいと思います。 その1、トピック 戦後も多くの方が原爆の後遺症に悩みながら、戦争の悲惨さと体験を語る活動を続けています。 そのうちの一人の方が大沢に住まわれています。 「いま止めないと戦争になってしまう!」反戦平和の集い8月15日に参加してきました。 写真はその時の様子とチラシです。
その2、活動紹介 「残しておきたい戦争の跡」 大沢(調布飛行場近く)の掩体壕(えんたいごう)(戦闘機用小型格納庫) 調布飛行場に隣接する武蔵野の森公園の計画用地内に、掩体壕(戦闘機を納めた小型格納庫)が2つ現存しています。 昨年(03年12月)の議会で、平和の問題と合わせ戦跡の保存としてこの掩体壕の保存を提案しました。「三鷹市も保存に向けて取り組んでいく」ということです。 掩体壕は、それと分からないようにするためか、大きな木に囲まれ、ひっそりと隠れるようにつくられています。遠景・近景・内部の3つの写真を掲載します。 大河ドラマで注目を浴びている近藤勇ゆかりの「龍源寺」から10分足らずのところです。 森 徹 ご意見をお寄せください。 メールはこちらから。 |
||||||||||||||||