森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2005-05-15 第26回 憲法を記念する市民のつどい

_ 今年の「憲法を記念市民のつどい」は椎名 誠さんの講演を期待してか、会場はかなりの参加者でした。

代表の高橋さんの挨拶は、今年の案内チラシには、憲法第21条の『集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する』が載っている事を紹介し、国民の知る権利について、「図書館の自由に関する宣言をご存知でしょうか」と、三鷹市立図書館の入り口を入ったすぐ右側の壁にその「宣言」が掲げられていることを紹介してくれました。

帰りに早速その「宣言」をみてきましたが、「宣言」の存在を知らなかった事を恥ずかしく反省させられました。

この「宣言」は、戦前国民が知る権利を奪われた反省から、1945年に採択されたものです。

_ 図書館法の一部を紹介します。

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設 を提供することを最も重要な任務とする。

1、図書館は資料収集の自由を有する

2、図書館は資料提供の自由を有する

3、図書館は利用者の秘密を守る

4、図書館はすべての検閲に反対する

5、図書館の自由が侵されたとき、われわれは団結して、あくまで自由を守   る

_ 椎名 誠さんの話は面白く聞かせていただきましたが、憲法についての話が無かったのが残念でした。清原市長の挨拶も戦後60年の節目の年にふさわしい、憲法9条と平和の問題について、一言ふれてもらいたいと思ったのは、私だけでしょうか?。

_ 帰りに、ロビーで椎名さんの著書「波のむこうのかくれ島」を借りてきました。

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