森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2009-06-27 三鷹駅前広場に「三鷹事件の犠牲者慰霊と事件を伝えるモニュメント設立」の署名運動

_ <三鷹事件とはどんな事件だったのか?> 

_ 事件は今から60年前(1949年・昭和24年)の7月15日の夜9時23分(当時は米軍占領下で夏時間を採用・現在でいえば午後8時23分)、7両編成の無人電車が暴走脱線し、南口交番をつぶして道路を隔てた下田留吉宅突入した事件です。

  改札口付近にいた乗客(三鷹市民)6人の犠牲者と十数人の重軽傷者が出た事件です。(当時は下り線ホームから直接階段を降りて南口改札口出られた)

_ <三鷹事件知っている人も少なくなってきている>

60年も経つと、現在65歳以上の人がかすかな記憶を持っているくらいで、多くの市民にとっては、はるか昔の物語になっています。

  おそらくこの事件を身近に体験し、あるいは事件後に現場を見たり、記憶にとどめている人はほんとに数えるほどしかいないかもしれません。

_ <三鷹駅前広場が整備されて、電車が突入した建物もなくなり、、、>

整備前に交番前の道路を隔てた下田書店も、隣のやき鳥屋・横堀もなくなり、(「横堀」は南の路地に移転し営業)時間の経過と、駅前広場の整備により「三鷹事件」の証が失いつつあります。

_ <「三鷹事件」60年にあたって、『犠牲者の慰霊と事件を考える集い・7月18日(土)午後1時〜』>

多くの犠牲者を生んだ「三鷹事件」を風化させないとりくみ、「駅前広場に三鷹事件を伝えるモニュメント」をつくる取り組みが三鷹。武蔵野を中心にすすめられています。

  今日は、9人が三鷹駅に集まり横断幕を掲げて、旧下田書店の事件現場付近に「三鷹事件のモニュメント」を設立を呼びかける署名に取り組み、1時間で44人の署名が寄せられました。三鷹事件を知らない若い女性も署名に応じてくれました。

  7月18日の『犠牲者の慰霊と事件を考える集い』は遭難碑のある

禅林寺で慰霊式を行い、三鷹市民協働センターで学習懇談会を行う予定となっています。ぜひ、ご参加ください。

  

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