森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2010-03-24 岐阜県中津川市議会 代読裁判を傍聴

_ 小池公夫前議員の代読裁判の第18回口頭弁論が開かれ傍聴しました。今回は被告側の三尾順平前市議(当時・議会運営委員長)の尋問が行なわれました。

_ 小池公夫氏が任期中に喉頭がんで声帯を失ったため、「代読」による一般質問を本人が求めたにもかかわらず、議会はそれを認めず、任期中一度も一般質問ができませんでした。(詳しくは私のHPからリンクを!)

雨の岐阜地裁の大法廷は中津川市や全国から駆けつけた傍聴者で一杯になりました。

裁判の傍聴は初めてでしたが、被告側の証人として出廷した「三尾順平前議員・元議運委員長」の証言に私は注目しました。

それは、当時の議会運営委員長として「一般質問は議員の使命である」の発言でした。

この証言は重要です。「一般質問は議員に与えられた任務である」ということだからです。当時の議会運営委員長が裁判所で「宣誓」して証言したことは大変重要です。

一般質問の「重要性を認識」しながらも、小池氏が求めた「代読による一般質問」を拒否し続けた議会と議会運営委員会の責任が問われた裁判の傍聴でした。

_ 現在、障がいを持つ議員の活動を保証するため、本人の立場に立った支援が静岡市議会、鎌倉市議会、東久留米市議会などでなされています。

中津川市議会の事態は知れば知るほど異常であり、怒りを禁じえません。

裁判後、報告集会で傍聴者に娘さんの代読で挨拶する小池公夫氏報告集会で挨拶後に小池公夫氏と激励の握手

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