森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2010-12-11 三鷹3・3・6号線(調布保谷線)を考える会

_ 毎月定例の「考える会」世話人会が開かれ参加し、12月1日の議会質問でとり上げた、この道路の「騒音と環境問題」について報告をしました。

私は、この運動に参加して15年以上経ちましたが、問題が起こるたびに議会で質問しその回数は20回以上になります。

_ 調布保谷線では騒音対策として遮音壁を設置して環境基準をクリアするとしていましたが、市民のみなさんから「壁」に異論が多数出された為、「二層式低騒音舗装」で騒音被害を低減するというように騒音予測数値が変更されました。

【現行基準をクリアしている】ので問題は無いというのが三鷹市(東京都)の回答です。

しかし、騒音に関する環境基準はこの間改悪されているのです。

旧基準では「昼間60db(デシベル)、夜間50db(デシベル)」であった環境基準は平成11年に改悪され、幹線道路沿道では「昼間70db(デシベル)、夜間65db(デシベル)」で良い(!?)とされてしまいました。

以下に比較を記します。

当初アセス基準 昼間60db(デシベル) 夜間50db(デシベル)

アセス数値   昼間53db(デシベル)、夜間47db(デシベル)

現行の騒音基準 昼間70db(デシベル)、夜間65db(デシベル)

変更届数値   昼間62db(デシベル)、夜間58db(デシベル)

_ 政府の環境行政は市民の健康を守る立場より、自動車メーカーなど大企業寄りの姿勢が目立ちます。

10年前に騒音の値が緩められ(改悪され)た元で、三鷹市内の道路建設がすすめれれていますが、とても心配です。

欧米の騒音基準やWHOの基準を日本でも当てはめることが沿道の市民の健康を守るうえでも大切です。

三鷹市が国の基準に従うのか、それとも市民の健康を守る立場に立つのか「自治体」の役割と「真の地域主権」が試されているのではないでしょうか.

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