森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2011-09-14 自転車駐輪場の利用料金が大幅値上げ

_ 今朝、7時から8時過ぎまで上連雀2丁目にある自転車駐輪場で「登録制度の存続と駐輪場の増設などを求める」チラシ配布をおこないました。

 清原市長は利用者にも知らせることなく突如9月市議会に利用料の大幅値上げを含む条例を提出しています。

 この改定条例案には登録制度の廃止を含む利用料の値上げ(年間3000円が年間12,000~27,600円)になり、現在3時間無料の買い物駐輪場が時間制限により、ゆっくりと買い物もできません。

 チラシを配っての短時間の説明に、ほとんどの利用者が三鷹市の条例提案を知りませんでいた。「知らせてくれてありがとう」の声も寄せられました。

 三鷹市の市民調査によると、重点的に取り組んでほしい項目4位に「駐輪場の整備」、三鷹市政への不満の2位が「駐輪場が足りない」となっています。

 駐輪場の利用者はその殆どがJR中央線を利用しています。三鷹市は市民負担より先に、JRに駐輪場の整備を強く働き掛けることではないでしょうか。

 これだけの大幅値上げを利用者に丁寧な説明がないまま強行する清原市長のやり方に「あまりにも市民を無視する市政運営だ」との批判の声が上がっています。議会・各会派の対応も市民から注視されているところです。清原市長の「市民との協働」とは、、、?


2011-09-15 第3回「小池公夫代読裁判」 名古屋高裁口頭審理

_ 岐阜県中津川市議会で起きた、喉頭がんにより声を失った小池議員が代読による議会質問を拒否された裁判が名古屋高裁で開かれ傍聴に参加してきました。

  84ある傍聴席は満席に、裁判所の配慮で4席追加され、裁判が始まりました。東海・関西を中心に障がいのある方達も多く参加されています。

  原告弁護団の陳述が終わると傍聴席から大きな拍手がおきました。裁判長から「法廷は審理を行う場所あり、拍手をする場所ではありません」との注意がありました。私も拍手をした一人ですが、確かに裁判官の言うことも立場も理解できますが、、、?、拍手ぐらいいいのでは、、、とも。

  この裁判は喉頭がんで発生が困難になった小池議員の議会質問を議会事務局職員による代読を本人が求めたものの議会運営委員会が拒否し、選挙で選出された議員の質問権を奪った事件です。

 市民が選出した市議会議員(日本共産党)の発言を封じるという、前代未聞の「代読拒絶」の議会運営がおきました。

  鎌倉市議会をはじめ、全国的には障がいのある議員の活動を本人の障害の状況に応じた保障・支援するのが当たり前となっていますが、残念なことに岐阜県・中津川市議会は小池さんの申し入れを拒否し続けました。

  私は小池さんを支援する会に参加し、署名を集めるなどささやかな支援活動を続けています。(わたしのホームページからも小池さんのホームページに繋がります。詳しくは小池公夫HPをご覧ください)

_  中津川市議会の民主的運営を求める小池公夫さんの「たたかい」は、裁判傍聴に参加するたびに着実な広がりを実感します。

 今回の公判後の交流会には名城大学大学院などで文化論やドイツ語の教鞭を執るほか、ラジオのパーソナリティとしても活躍されている、ソプラノ歌手・下垣 真希さんの応援があり、すばらしい日本歌曲も数曲聞かせていただきました。この中には、小池さんが声帯を摘出する手術の前日、自宅の裏山で歌った「赤とんぼ」もありました。早速「平和を」のCDを購入しました。私の好きな「長崎の鐘」「惜別の唄」の収録されています。

次回公判は11月29日、それまでにさらに多くの署名を集めなければと決意した日でした。

小池さんと裁判終了後の交流集会

2011-09-22 都道・調布保谷線 騒音測定

_ 台風15号が去り三鷹の空は青空が広がっていました。

 午前8時から「みたか3・3・6号線道路を考える会」の騒音測定調査に参加しました。上連雀1丁目から9丁目・野崎2丁目までの沿道7地点14箇所を測定しました。今後道路の完成後の騒音との比較が目的です。

_  午後2時から、グループホームの運営推進会議に出席、施設長さんから報告を受けた後話し合いがおこなわれ、地域の中にある施設のあり方、町会の行事(秋祭り)への参加など活発な意見交換がありました。このグループホームが出来て7年目、地域に定着しつつある事を強く感じています。

この会議には三鷹市からも担当の職員の方も参加しています。

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2011-09-25 これでいいのか、小中一貫校!?

_ 小中一貫教育と統廃合を考える全国交流集会に参加しました。

 新潟県三条市では市長のトップダウンによる1500人規模の小中一貫教育校構想にまちぐるみの反対運動の報告や、発達心理学の立場から小中一貫教育の問題点について、中央大学の都築先生から貴重な話を聞くことができました。

 全国的に、市長、区長のトップダウンやマニフェストによる小中一貫の学校教育を始めてはみたものの、それぞれ大きな問題点を抱えていることが明らかになりました。三鷹市の小中一貫教育を考える上で貴重な交流集会でした。

 教育の基本は現場から、現場で起きている教育の実態から出発した教育実践が必要ではないかと痛感させられた一日でした。

 いま三鷹市では第四次基本計画に沿って、「三鷹市教育ビジョン」の改定が行われていますが、児童・生徒に接している学校の先生抜きに計画作りが進んでいるのもいかがなものでしょうか。


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