森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2011-09-25 これでいいのか、小中一貫校!?

_ 小中一貫教育と統廃合を考える全国交流集会に参加しました。

 新潟県三条市では市長のトップダウンによる1500人規模の小中一貫教育校構想にまちぐるみの反対運動の報告や、発達心理学の立場から小中一貫教育の問題点について、中央大学の都築先生から貴重な話を聞くことができました。

 全国的に、市長、区長のトップダウンやマニフェストによる小中一貫の学校教育を始めてはみたものの、それぞれ大きな問題点を抱えていることが明らかになりました。三鷹市の小中一貫教育を考える上で貴重な交流集会でした。

 教育の基本は現場から、現場で起きている教育の実態から出発した教育実践が必要ではないかと痛感させられた一日でした。

 いま三鷹市では第四次基本計画に沿って、「三鷹市教育ビジョン」の改定が行われていますが、児童・生徒に接している学校の先生抜きに計画作りが進んでいるのもいかがなものでしょうか。


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