森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2011-08-04 馬場のぼる没後10年記念展 『11ぴきのねこ』

_ 東北・青森県三戸町出身の漫画家、馬場のぼる没後10年記念展が銀座 教文館9階(中央区銀座4-5-1・電話03-3561-8446)で8月18日・木まで開催中です。

_ 『11ぴきのねこの絵本』は馬場のぼるさんの作品、絵本絵画を中心に子どものころのスケッチや絵本づくりのエッセイ等がが展示されています。明るい色彩は馬場さんの心の若さと優しさを表しているのではないでしょうか。

_ この展覧会の売り上げの一部は東日本大震災被災地の支援に寄付されます。

ねこたちと一緒に、馬場さんのふるさと東北を応援しましょう!

会場では馬場さんの読み聞かせのDVDが放映され、小さなお客さんが見入っていました。

_ 帰りに、4階にある喫茶室のコーヒーはお勧めです

画像の説明

2011-08-14 ジョー・オダネル写真展 『トランクの中の日本』

_ 終戦66年目の夏がやってきた。この夏、信州・上田市にある『信濃デッサン館』別館で『ジョー・オダネル写真展・トランクの中の日本』が8月10日ー9月9日で開催されています。

ジョー・オダネルは被爆直後のナガサキ・ヒロシマを撮影した米従軍カメラマンで、その後ホワイトハウス専属カメラマンとしても有名です。

ジョー・オダネルを知らない人でも、彼の写真、背中に2才の弟(既に死亡している)背負い、長崎の火葬場の脇に直立不動姿勢で毅然と立つ少年の写真(火葬場に立つ少年)の写真を見た方は多いのではないでしょうか。

二度と原爆は使われてはならない立場からこの写真を公開し、平和運動に力を尽くしました。

画像の説明画像の説明

2011-08-15 2011年8月15日 66年目の終戦記念日

_ 三鷹市の『世代をこえて平和を考える日・戦没者追悼式並びに平和式典』に出席しました。

日本が起こした侵略戦争が終わって66年。今年は東日本大震災と東京電力福島原発事故により深刻な放射能被害が収まらない中での終戦記念日を迎えました。

三鷹市被爆者の会 佐野博敏さんによる『いま語り伝えたいこと』、被爆体験のお話は敗戦が決定的な中で軍部がいかに国民を戦争へと駆り立てていったか、広島市民は疎開さえ許されない状況下(疎開する人は非国民である)におかれていたなど、『貴重な語り伝え』でした。

式典から家に戻り、午後のTVニュースは韓国では8月15日が日本の支配から解放された記念日の式典を報道し、『日本は過去の侵略の歴史を学ばなければならない』との大統領の発言を紹介していました。

戦後の日本政府は一貫して、アジア侵略の誤りに正面から向き合うことなく、また歴史を国民に正しく教えてきていません。

一方、同じ侵略戦争を起こしたドイツ政府の態度はナチスドイツの戦争犯罪の誤りを認める事から戦後をスタートさせ、そのことは学校教育でも教えています。

日本では来年度から中学校で使われる教科書の採択が全国で行われていますが、最近まで、原子力発電は安全である、「安全神話教育」の教科書(副読本)が文部科学省の指導で使われていました。

国による教科書検定の指導が歴代政府によって強められていますが、歴史の事実に真正面から向き合うことが私たち自身一人ひとりに強く求められています。

画像の説明画像の説明

2011-08-23 ドキュメンタリー映画 「かすかな光へ」 ポレポレ東中野で上映中

_ 久し振りに、東中野駅北口から1~2分の近くにある「ポレポレ東中野」に行き、上映中の太田尭(教育研究者)のドキュメンタリー映画を観てきました。

太田尭さんは元東大教育学部教授、都留文科大学学長、日本子どもを守る会会長など、日本の教育研究者として人生を歩んできました。

学徒動員で一兵卒としての戦争体験。乗っていた輸送船がアメリカ軍の潜水艦の魚雷を受け死が交錯した36時間の漂流。ジャングル生活での農民兵、漁民兵など労働者との出会い。生きて戦場から戻り、教師として埼玉の農村青年との出会いの中で教育とは何か、生きるとはどういうことか、なぜ学ぶのかなど教育をを通して人間を見つめつづけてきた大田尭の思索と実践の軌跡を映し出しています。

今年、93歳になる教育研究者、太田尭に迫るドキュメンタリー映画をぜひみなさんにおすすめします。

毎日上映  ①16:30~ ②19:00~ の2回上映

_ ドキュメンタリー映画  『炭鉱夫・山本作兵衛の世界「炭鉱に生きる」』

同じポレポレ東中野で毎日午後14:20から「炭鉱に生きる」、山本作兵衛の「絵」(世界記録遺産登録)のドキュメンタリー映画も上映されています。

私の祖父母も福岡県の炭鉱夫(婦)で作兵衛の絵に描かれているように夫婦で炭鉱(やま)に入り、で炭(すみ)を掘っていました。

この映画もぜひ観てください。

画像の説明画像の説明

2011-08-24 我が家のグリーン・カーテン

_ 6月のある日、JAのお店で買った「苦瓜」(確か子どものころそう言っていた。)の苗を説明書どおりに西日の強い軒下に植えたところ写真のようにびっしりとつるが伸び立派なグリーンカーテンが完成しています。また、大きくなった緑の「作品・苦瓜」も美味しく家族の胃袋に。

緑のトンネルを通ると涼しく感じますが、昨日、寒暖計で温度を測ったところ、日陰のない場所は37℃に比べ、緑のカーテンの裏側は26℃でビックリです。確かに西日をしっかりさえぎってくれていました。光合成の役割をしっかり果たしてくれていました。

緑のトンネルを抜けてくる爽やかな風が空けた玄関から部屋の中を抜けていきます。苦瓜に感謝の今年の夏です。

画像の説明

2011-08-25 来年度から三鷹市立中学校で使用する教科書

_ 歴史をしっかりと子どもたちに伝える上で、学校教科書は大変大切です。

来年度、三鷹の中学校で使われる教科書、歴史=東京書籍、公民=教育出版に決まりました。(25日・教育委員会)

ところで、最近の「日誌」にも書きましたが、その大きな誤りが文科省の検定に合格した教科書副読本に「原子力発電所は津波が来ても安全です。」と書かれ、学校で子どもたちに教えられてきました。

 国が原子力発電を優先させたため、「原発の安全神話」が学校で教えられていたのです。

 戦前の国定教科書ではなくとも、現在文科省の検定に合格しなければ教科書は採用されません。

 子どもさんが使っている学校教科書、「歴史、公民」を手にとって読んでみてください。この8月、戦争と平和の特集番組がテレビで報じられていましたが平和の課題は終戦記念の月だけにしてはなりません。未来の子どもたちのために。


2011-08-26 夏休みも残りわずか。町会恒例のラジオ体操に参加しました。

_ 町会恒例のラジオ体操が今日から31日まで始まりました。新学期に向け、子どもたちが朝早く起きる準備も兼ねた町会の行事です。

曙会、子ども会ののぼり旗も広場に立てられ、40人近い参加者がNHKのラジオ体操第一を2回くりかえし、幼児から小・中学生85歳の元気な方まで一生懸命体をほぐしていました。

これを毎日やれればと思った一日のスタートでした。体を後ろにそり返すと空にはうろこ雲、もう季節は秋模様です。

画像の説明画像の説明

日記内検索

最近の更新