2008-01-28 ハローワーク訪問とマクドナルド店長の残業代裁判
_ 朝は7時〜8時過ぎまで定例の三鷹駅南口のハンドマイク宣伝。
消費税大増税反対ののぼりを立ててチラシを配布しました。この日は零下をきる冷たさ、チラシを配る指先が冷たく痛い。出勤の市民も白い息を吐いて改札口に足早に向かっていきます。遠く西の方向に、雪化粧した奥多摩の山並みが朝日に輝いて見えていました。
<三鷹電車庫の跨線橋からの富士山と構内>



_ この日、「マクドナルドが店長を管理職扱いにして残業代を払わないのは違法」とした、東京地裁判決がだされました。
マクドナルドの直営店長は全国で約1700人
店長といっても権限はほとんどなく、月100時間以上の残業をしても残業代がつかないため月給が部下を下回る月もあるそうです。
本来は従業員として残業代を支払わなければならないのに、会社は責任だけ負わせている。こうした実態は外食産業や居酒屋チェーンなど外食産業の多くで見られます。マクドナルドへの残業代支払い判決は、権限もなく不満も言えず、立場的に弱かった「店長」勝訴判決は世の中に一石を当時たと言えます。
財界が要求し、政府が法案提出を進めようとしている、ホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間の規制除外制度、通称・残業代ゼロ制度)導入に冷や水を浴びせた形だ。(東京新聞1月29日朝刊・こちら特報部)と報道も見られます。
<マクドナルド東京地裁判決を掲載の新聞>

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