2009-01-27 「小池公夫代読裁判支援の会」総会
_ 私のホームページにも(リンク)紹介している、小池公夫さん(岐阜県中津川市・前日本共産党市議会議員)の「代読裁判支援の会」総会に出席しました。
小池公夫氏は咽喉のガンにより声帯を摘出し、「声」を失います。議会での質問を「代読」による申し入れをしますが、議会運営委員会がそれを認めませんでした。
中津川市議会が「代読」による議会質問を4年間の任期中一度も認めなかったことに対する裁判が岐阜地裁で行われています。この裁判は、正式には「中津川市議会における発生障害を持つ議員へのイジメ損害賠償請求事件」と呼ばれています。
_ 冷たい北風を突いて、この日の総会は定員250人を超える参加者で会場はいっぱい、私自身「ホット」しました。
_ 日本で初めての全盲の弁護士 竹下義樹さんによる記念講演「声なき声の叫び」がおこなわれました。竹下弁護士は自らの経験を語る中で、「人体の一部を失うことは人間の価値に何ら問題ない、夢・人生を奪うことはあかん。表現方法は人間らしさそのもの」と話されていました。
_ 総会の始めに小池公夫さんの挨拶があり、娘さんが「代読」されました。
私が小池さんを知ったのは福岡の知人からの連絡でした。小池議員(当時)が「代読」による議会質問を求めている新聞記事が載り、そのことを議員である私に知らせてくれたことからでした。
会場で、東京・三鷹市から参加と紹介され挨拶と支援の決意を述べました。
_ 支援の輪は中津川から全国に広がり始めています。この日誌を読んでくださった方に「支援の会」に入会されることを心から訴えます。



_ 中津川の帰りに松本により、知人の共産党予定候補者の岸野さんを励ましてきました。写真は、「自立への村」でがんばっている「松川村」の道路わきに見つけた憲法9条の看板と厳冬の信濃大町から見た北アルプスの勇姿。

