2006-06-02 市長に緊急要望書を提出
三鷹市議団は清原市長に以下三点の緊急要望をおこないました。
第一は、「介護施設の安全対策」についてです。
5月6日の午後に特別養護老人ホーム「どんぐり山」で起きた事故について市議団は5月24日、施設を訪問し、施設長から詳しく事情をきかせてもらいました。
全国の介護施設は、昨年のホテルコストの徴収、今年度の改悪介護保険制度の実施や指定管理者制度により大きく様変わりしています。
今回の事故の教訓から安全面での後退がないよう、公設民営の施設として十分な対応がなされるよう要望しました。
第二は、「上連雀一丁目のバス路線」についてです。
「最寄り駅をつなぐバス路線」の運動を取り組んできましたが、武蔵野市がムーバス新路線の予算を計上し、このたび予算が議会で通りました。
2003年6月議会でこのバス路線問題を質問しましたが、「今後、ムーバスが既存ルートの見直しや、新たなルートを検討する機会がありましたら、武蔵野市へ要望してまいりたいと考えております。」と清原市長の答弁がありました。
今回の要望は、早急に武蔵野市との話し合いを進めることを強く求めました。
第三は、「東京外郭環状線道路計画」についてです。
東京都は6月2日から7月3日まで、「外環道路」の都市計画の変更に向けて、環境影響評価準備書の縦覧(市役所・市内市政窓口・図書館などで見られます。)をおこなっています。
沿道住民との話し合いを重視しておこなわれてきた「沿線協議会」の努力を無視して、石原都知事は、オリンピックの招致をてこに外環道路建設を強引にすすめようとしています。
三鷹市は、都市計画変更の動きについて東京都へ強く抗議し撤回を求めること、住環境や市民のくらしへの影響の大きさを認識し、外環の中止を東京都に申し入れることを市長に要望しました。
「外環道路」の関連記事は「広報みたか」6月4日号・4面に掲載されています。
