2008-10-28 深刻な日本の農業、「稲作農家『時給』179円」最低賃金の4分の1
_ 稲作農家の昨年(2007)の家族労働報酬は、全国平均で1日8時間労働で1,430円、「時給」換算でわずか179円だそうです。
このごろ麻生首相がホテルのバーに毎晩のように通っているとの新聞報道がされていますが一晩いくらの飲み代を払っているのでしょうか?。
生産者米価は、1995年のWTO(世界貿易機関)農業協定でミニマムアクセス(最低輸入機会の提供)による外国産米を日本共産党以外の政党の賛成で受け入れを決定し、「米の過剰」をつくったうえ「価格保障の廃止」「流通の自由化」を行ったため、量販店が米の「買い叩き」をしやすい構造を政府がつくりました。
_ 日本の農業の柱になっている稲作農家は多くが生産コストを下回る状態が続き、離農、耕作放棄地が増えているそうです。
_ 急速に悪化する日本経済を立て直す一つに、農業を日本の基幹産業として米や麦、大豆の価格保障、水田の環境保全を考慮した所得保障など「農業再生プラン」が必要です。
我が家も茨城県の「農民連」の農家から安全・新鮮な産直野菜を購入し日本の農業を支える努力をしています。

今日の写真は、旅先で知り合った宮城県の Sさんから取り寄せたコシヒカリの新米です。希望される方はご連絡ください。紹介します。
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