2010-05-05 山梨県立美術館
_ 連休最後の5日午前中の仕事を片付け、山梨県立美術館に30年振りに「農民画家・ミレー」に会いにいってきました。
65歳以上は県外の人もミレーなどの常設館は無料とはうれしいやら申し訳ないやら、広い緑の「芸術の森」の中にある美術館で2時間、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
_ 当時は「落穂拾い」だけ?、でしたが「種をまく人」など収蔵作品も充実していました。「種をまく人」(1850年)の作品の評価が二分され、「種をまく」とは「社会主義思想を広めることだ」と、「危険思想」との批判もされたそうです。
_ ギュスターヴ・クールベ(1809−1877)46歳の作品、「嵐の海」に強い印象をうけました。クールベはパリコミューンに参加(1871)投獄され、6年後の58歳で亡くなっていることを知りました。
_ 展示絵画の中で「朝」という作品に出会えました。ジュール ブルトン(1827−1906)という画家の絵です。
1867万国博覧会で一等入賞の絵画だそうです。初めて知ったブルトンはフランス北部のクリエール出身で「農民画家」という著書があるそうです。農民画家ミレーのことも書いてあるのかもしれません。



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